お客様の「テーブル上」に「新鮮・作りたて・食べた一瞬のおいしさ」を提供しよう!をスローガンに、「産地=素材」から「自社工場=安全・新鮮の提供」をへて「店舗でのスタンダードな商品提供=お客様の笑顔」まで、「安全・健康・元気が出るおいしさ」が描けるように「価値」を絞り、常に「ブラッシュアップ=改善・改革」を行ってまいります。
自社工場(第一工場)の設立[2004年7月]
それまで外注業者にて製造委託しておりましたハンバーグについて、2004年7月、静岡県袋井市北部の自然豊かな緑に囲まれた6,000坪の広い敷地に、トレーニングセンターを併設した「牛肉100%・炭焼きハンバーグ」の自社工場を建設致しました。
2005年2月には「毎日製造=菌検査・試食・全店配送」を確立し、安全・健康・元気の出るおいしさと価格に対する企業責任を果たすべく、さわやか全店舗(当時26店舗)に出荷を開始致しました。また、2005年9月よりソース製造ラインの稼働を開始して、オニオンソースの店舗への出荷を始めました。 2007年12月、さわやか本社工場は、ハンバーグ製造ライン、及びソース製造ラインについて、ISO22000の認証を取得致しました。 2014年12月より、ステーキの全店舗への出荷を開始致しました。
ISO22000とは
ISO22000は食品安全マネジメントシステムに関する国際規格です。HACCPの食品衛生管理手法を基に、食品安全のリスク低減と安全なフードサプライチェーンを実現します。消費者〔お客様〕に安全な食品を提供することを目的とした食品安全マネジメントシステムの確立が狙いです。
HACCPとは
HACCPとは1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保するために開発された食品の衛生管理の方式です。食品の製造・加工工程のあらゆる段階で発生するおそれのある微生物汚染等の 危害をあらかじめ分析( Hazard Analysis)し、その結果に基づいて、製造工程のどの段階でどのような対策を講じればより安全な製品を得ることができるかという 重要管理点(CriticalControl Point)を定め、これを連続的に監視することにより製品の安全を確保する衛生管理の手法です。
「げんこつ・おにぎりハンバーグ」は、今やお客様の70%以上が注文される「看板商品」に成長しました。本社工場スタート時、炭焼きハンバーグの生産量は年間522トンでしたが、2017年(平成29年)には「年間1,240トン」と、約12年間で2倍以上となりました。
進化した新ハンバーグ工場(第二工場)の設立[2017年2月]
2017年2月、ハンバーグのさらなる美味しさの追求と製造能力の増強を目指して、新ハンバーグ工場が稼働いたしました。2017年7月からは、全店舗(当時30店舗)に出荷を開始致しました。 新ハンバーグ工場は、ハンバーグのこれまで以上の美味しさと製造能力の増強を追求しながら、お客様へ安全と安心な製品を届けるために、様々な工夫を致しております。
- フードディフェンスを目的としたカードキーによる入室制限
- 異物混入を防止する為の「動線とゾーニング」
- ハンバーグに使用する原料肉はブロックの状態で表面殺菌を行い、表面温度が100℃以上となっていることを常時確認している
- フレッシュ温度管理システム(ハンバーグを製造する環境は10℃)
- 出来上がった製品の鮮度を維持する為に、出来上がった製品は、3~5個単位で個包装されます
- 金属以外の異物も除去できるようにX線異物検出装置の導入
- 各部屋の温度や製品の温度を自動でモニタリングして、異常があればアラームで知らせる
- 原料のバーコードや製品に付加したQRコードの自動読み取りシステムによるトレーサビリティの確立
- 遺伝子レベルでの病原性大腸菌検査システムによる出荷前検査の導入
これらの新規システム導入によって、さわやか自社工場で製造するハンバーグ製品の安全性、製造管理・衛生管理・品質管理レベルは著しく向上しております。
また、時代の変化に合わせ可能な限り自動化・半自動化を進め、働く人にもやさしい工場となっております。